「先生!面白いものはいつでもよみがえるのですね」

皆さん、テレバイダーと言う番組をご存知だろうか。ご存知か?と聞くよりもご記憶にあるだろうか?の方が正しいか。東京メトロポリタンテレビジョン(MXTV)において放送されていた番組だ。MXTVは俗に言う独立U局なので、知らない人もいるだろうが、私が神奈川県に住んでいたときはそれはそれはお世話になったテレビ局だ。土曜の真っ昼間から舞台演劇を3時間も放送していたりする。そんなシュールな独立U局MXTVの最大にして最高のヒット作それが、テレバイダーである。いまや、俳優としての活躍が目立つ金剛地武志アンカーマンを努めていたニュース番組形式をとったバラエティ番組である。
淡々と、まじめにふざけた番組を作っていたその姿勢は、当時田舎から上京*1したばかりの私にとっては非常に衝撃だった。テレバイダーが不遇の終了を迎えてから早2年。しかし、そのテレバイダーが復活するというのである。その名もイングザンプラーとして。しかも今度はMXTVのテレビ番組としてではなく、ネット配信番組として復活。東京から離れてしまった私でも見ることが出来る番組として復活するのだ。祭りだ。祭りの予感がする・・・。

イグザンプラーHP
http://www.colortelevision.net/exampler/index.html

*1:と言っても川崎だが

「先生!A君とB君が喧嘩していますっ!!」

無駄な争いを見たときの虚脱感・・・。水掛け論というか、なんというか第三者からみればどうでも良いような事で偉くヒートアップしている現場を見た場合、私はそこはかとない虚脱感に襲われる。いや、それこそ極端にくだらないことを適度にヒートアップして議論している時に、それは逆に面白くなる事もあるんだが、それで収集がつかなくなってきたときに、お互いでバーカ。バーカ。と言い合うと言う所まで落ちてくると非常に見ていて情けない。
北野武氏とおすぎ氏*1のやり取りなんかはお互いを誹謗中傷し合っているだけに見えてしまい、あれだけの興行的にHitした映画を作った監督*2としては大変情けない行為だし、これだけテレビに露出のある映画評論家としても同じことが言える。
いや、なんでこんなことを言っているかというと、今日、はてなをぶらり一人旅*3していたときに、はてなをやめろとか、うるせぇボケぇと言う様なたぐいのやり取りを見たからだ。正直、げんなりである。自らが正しいと思う事を主張する場合には、それなりの正しい*4言動がついていてほしいと思うのだが、どちらも低俗なやり取りをしているだけであり、不快感をばらまく存在以外の何者でも無い。主論のはてなに個人情報を登録することの是非についての議論が今ではスッポリ抜けて、謝れ!謝んねぇ!とかまったく意味をなさないやり取りをしているだけのようである。正直、公共の場でそういう議論とは呼べない中傷をし合っている奴らは両方とも出て行け。と言いたくなってしまう。はぁ。
議論は必要だ。人は対話によってお互いを理解しようと努める事ができる。しかし、相手の意見に対して異論を述べる場合は、相手の意見を否定すべきであり、意見だけでなくその人の人格まで否定するような言動を伴う場合、それらは議論とは呼べずただの罵り合いでしかないと思う。特に、他人の意見を批判するときに上から見た言動をするのは良くない事がよく分かる。特に「・・・ですが、何か?」この言動は、慣れている人*5以外が初めて見たときに激しく見下されている様に受け止められてしまう。これは罵り合いに落ちていくトリガーとして十二分な働きをするようだ。気をつけよう。
と言うことで話題終了。とばっちりを食いたくないので、この話題の元となった「罵り合っている現場」に対してのトラックバックやURLリンクを張らずにこの文章を終了させてしまいますが、何か?・・・・・・・・・・・・・・・・うまくオトせなかった(T-T)

*1:おすぎ氏ではなくおすぎ女史の方が正しいんだろうか?本人はどっちが希望なのだろう。

*2:私は北野氏の映画で、ちゃんと見たものがほとんど無いので、評価する場合は興行的な数字を評価するしかない。良いとも悪いともいえないが、興行的に成功しているのは確かだ。

*3:俗に言うネットサーフィン

*4:と言うか、理路整然としたと言うか

*5:2ちゃんねらーとか