「先生!映画鑑賞です。」

恋愛寫眞と、インファナル・アフェアラストサムライを続けて鑑賞。
恋愛寫眞は、途中まで良かったのに小池栄子で台無し。なんだあのキレたキャラは。映画のトーンとしていきなりこいつが出てくるのが映画として、物語としての失敗。小池栄子がうんぬんというつもりはあまりない。*1
インファナルアフェアは燃えた。ぞくぞくした。面白い。久しぶりにヒットだった。ラストシーンは・・・もう少しだったかもしれないが、ロウとヤンの心の動き、信念など「男」を感じた。とはいえ、ロウの奥さんが知った秘密はどうなった?ヤンの若いときの恋人の話は果たして必要だったのか?など、疑問も多少残る。。。が、合格点だろう。
ラストサムライは良かった。とはいえ、インファナルアフェアよりは劣るかな。日本の美しい四季を映像として切り取っていたし、危惧していた外国人が描くあまりにもニホンナイズされたサムライではなく、ちゃんと日本人に共感を抱ける日本人「侍」を表現できていたと思う*2・・・。
それはそれとして、長いね。トムクルーズ作品は最近長くなりすぎではないか?この話の内容を2時間半掛ける必要があったのだろうか。ん、2時間で十分だろう。最後の天皇謁見のシーンはどうだろう。史実として誤認識してしまいそうなほど作りが良かったが為に、あのシーンで史実と大きくかけ離れてしまったと言うことで、非常に残念である。最後の侍はあそこで散って、日本から侍は消えたのだ。とした方がすっきりしたのではないかな。

*1:と言いつつも、やっぱり小池栄子は好きではない。やっぱり悪いウルトラマンだ。

*2:まぁ、日本人の理想に近い「侍」かもしれないが