「先生!アルファ、ブラボー・・・?」

めーでーめーでー

「こちらアルファ、各小隊、現状の報告をせよ」
「こちらブラボー1、現在ポイントA-2において挟撃され非常に苦しい。増援を請う」
「こちらブラボー2、現在哨戒中。ブラボー1まで距離500。ブラボー1の増援可能。許可をねがう」
「こちらブラボー3。。。」
とまぁ、どうでもよい会話で始まったのですが、通信環境が良くなかった昔から伝えたいアルファベットが正しく相手に伝わるようにaのことをアルファ、bのことをブラボー・・・などと言った。それは現在でも航空用語や無線で使われていたりする。詳細は以下を参照。

A アルファ
B ブラボー
C チャーリー
D デルタ
E エコー
F フォックストロット
G ゴルフ
H ホテル
I インディア
J ジュリエット
K キロ
L リマ
M マイク
N ノヴェンバー
O オスカー
P パパ
Q ケベック
R ロメオ
S シエラ
T タンゴ
U ユニフォーム
V ヴィクター
W ウイスキー
X エックスレイ
Y ヤンキー
Z ズールー

で、なんでまたこういう話をしたのか?というと、今日、うちのリーダーが外で作業を行う事があり、その作業でWindows上でTelnetサービスを起動させた。だが、Windows2000TelnetサービスはデフォルトはNTLM認証モードで起動する。そのため、他のマシンからTelnetアクセスをした場合に、NTLM認証を通れない事の方が多い。
今回、その問題にぶち当たったうちのリーダーは私に対して携帯から電話をしてきた。で、話を聞いてピンときた私はそりゃNTLM認証モードからダメなんですよ。と言った。つか、こっちの検証環境でも同じ事が発生して、同じ解決策をオレが提示しただろ?というツッコミはおいておこう。
で、実際問題として何をどうすればよいか?というと、NTLM認証モードからLogin認証モードに変えればよいだけ(セキュリティ的にレベルが下がる。という件に関してはスルー)。実際のコマンドは以下の通り。

C:\>tlntadmn……管理ツールを起動する


Microsoft (R) Windows 2000 (TM) (Build 2195)
Telnet Server Admin (Build 5.00.99201.1)


次のオプションから 1 つを選択してください:
0) このアプリケーションを終了します
1) 現在のユーザーの一覧を表示します
2) ユーザーのセッションを終了します ...
3) レジストリの設定を表示/変更します ...……これを選択する
4) サービスを開始します
5) サービスを停止します
[0 - 5] のいずれかの番号を入力してオプションを選択してください: 3 …3を選択


次のオプションから 1 つを選択してください:
0) このメニューを終了します
1) AllowTrustedDomain
2) AltKeyMapping
3) DefaultDomain
4) DefaultShell
5) LoginScript
6) MaxFailedLogins
7) NTLM
8) TelnetPort
[0 - 8] のいずれかの番号を入力してオプションを選択してください: 7…7を選択


NTLM の現在の値 = 2
この値を変更しますか? [y/n]y…yを入力する


NTLM [ 現在の値 = 2; 使用できる値は 0、1、2 のいずれかです ] :0…0は通常のLogin認証、1は併用、2はNTLM認証


NTLM を 0 に設定しますか? [y/n]y…yを入力する


Telnet サービスを再起動すると新しい設定が適用されます…サービスを再起動すること

でだ、まず最初に「tlntadmn」コマンドを入力する必要があるのだが、これを何度伝えても正しく伝わらない。「テルネットアドミンの省略系のコマンドになるのですが、てぃー、える、えぬ、てぃー」と伝えると「てぃー、える、えぬ、けー」と帰ってくる。違う、「けー」じゃなくて「てぃーです。てー!」と伝えると「え?けーだろ?」って・・・違うっつーの。テルネットの略称のどこに「けー」が出てくるんだよ。ったくよぉ。という不毛なやり取りを10分ほど続けてしまった。で、思い出したのが上の「アルファ、ブラボー・・・」の話。とはいえ、「タンゴのティーと言っても伝わらなかっただろうね・・・」はぁ。