「先生!今日はとりあえず、T.M.Revolutionのライブレポを」

とまぁ、今日はT.M.Revolutionのライブに参加してきました。ということで、その模様を伝えるのがライブレポート。でも、そんなのほっといて、私が気になったことをいくつか書きたいと思います。

総評
よかったでしょう。楽しめました。いろんな意味で。
ちなみに1階15列目という席で、非常に近くで見れました。満足満足。でも、周りはファンクラブの娘さん達のような気がします。正直、浮いてました。
以下に詳細や感想を書きます。一部、ライブの内容に踏み込むところもあるので、コンサート行きます。だけどまだ内容を知りたくありません。という人はみないでください。ってことで、折れるようにしておきましょう。

驚き1
メイン客層が、私よりも大分若い。どうやら10代〜20代前半がメインのようだ。平均年齢は、多分21歳くらいかな。でもそんな中、なぜここに?という様なお客さんもいた。

  1. どう見ても50代のおば様(ヨン様〜と叫んでいる方が似合うと思う。)
  2. 子供連れのお母さん(しかも最前列で子供を抱えたままタテノリしてた。スゲェ。)
  3. 30代前半だと思われる単身男性(しかもなんだか油ギッシュでアキバの香りが)

などなど。まぁ、それぞれがそれなりに楽しんでいたようなので、私から言うことは何もない。とはいえ、T.M.Revolutionは活動10年を迎えるアーティスト*1なので、客層としては私世代を考えていたのだが。。。違うもんだね。これは多分にガンダムシードガンダムシードデスティニーの影響が大きいのだろうが・・・。

驚き2
17時開場、17時半開演のスケジュールで開催された。
17時半が来た時点で開場が暗転すると、客席から一斉に「ターボ」コール。後ろや横にいる女性。。。というよりも女の子が黄色い声を思いっきりだしながら「ターボ、ターボ、ターボ・・・」と叫んでいる。ごめんなさい、なんでターボなのですか?もしや「the end of genesis T.M.R evolution turbo type D」のターボですか?*2
とか思いながら私は一人きょとーんである。

驚き3
で、コンサート開始。一番最初にナレーションと映像からスタート。そのナレーションの内容はT.M.Revolutionをアンドロイドだとして今回のコンサートをアンドロイドを開発したvertical infinity社の新作発表会だという体だ。その中で、コズミックイラ2005とか言って、T.M.Revolutionらしい*3演出でわらかしてもらった。

驚き4
ドラムとベースの音楽から開始。久しぶりのコンサートの大音響に体中がビリビリと痺れる感じ。この感じは何度経験しても気持ちイイ。タカノリ君登場、とたんに隣と後ろから黄色い声援が飛ぶ。正直、音響よりも後ろの子の「タカノリィーーーー」の声の方がでかいんだけど、まぁ気にしない。

驚き5
最初にタテノリ系の曲が流れる。正直、今回のコンサートは一切予習をしていってないので、ignited-イグナイテッド-INVOKEとかぐらいしか知らないんで、曲名とかはスルー。とりあえず、ノリノリです。・・・で、私の隣の隣の隣にいるはずの50代のおば様を見てみると、耳を塞いじゃってますが・・・ナニヲシテイルノデスカ?あなたがコンサートに来た理由を教えてくれ(苦笑)
最前列の子供連れのお母さんはタテノリでノリノリです。でも、子供はきょとーんとしてますが(笑)

驚き6
でまぁ、構成としてタテノリ系→バラード系→タテノリ系→アンコール1→アンコール2という構成だったんだけど、タテノリ系からバラード系に移った後、観客席はさっきまでの熱気とは打って変わって静かになっちゃってて聞き入ってます。でも、さっきまでの熱を下げるためか、少しキツめの冷房がかかってます。これはちょっと寒いよ。おれでも寒いって事は、きっとみんなはもっと寒いんだろうな。おれよりずっと薄着の女の子たちは寒かろうと思っていた。で、バラード系が終了したとき、後ろから「グスっ」と鼻をすする音が聞こえた。あぁ、やっぱり寒かったんだな、と思ったらそのあと「ヒックヒック」と続くじゃないですか。え?泣いてるの?そうですか、やっぱりここの席はファンクラブの方々の席なのですね。

驚き7
でまぁ、タテノリとかの曲が終わってアンコールの一回目でタカノリ君が出てきたときのMCで興味深いことを言われておられました。
私はファンクラブの方々に囲まれていたので、ワーキャー叫んでいて盛り上がっていると思っていたのですが、どうやら舞台からみる客席はそれほど盛り上がっているように見えなかったようで。特に2階席が。で、それを受けて要約すると以下のようなことをおっしゃられていた。
「おれはLiveという場を大事にしていてその場を共有する皆はその共有したことを一生の中の特別な瞬間だと思える瞬間にしてほしいし、そうなるようにしていきたい。ここにいる皆が気持ちを一つにできて感動できて楽しめる瞬間を作りたい。そうなるためにはオレが舞台上から精一杯投げかけているそのメッセージを受け手がどう受け止めてそれをどう表現するかということも関係してくる。声をだそう、ノリノリになれ、前にこい。っつか、シラケてんじゃねえよ。」
って事だろうか。。。まぁ、違うかもしれないけどとりあえずウチらの地元民が多いであろう2階席のノリの悪さをどうにかしたかったんだろう。
気持ちはわかる、言っていることもわかる。でもね、タカノリ君自身が言っていたように、ウチらの地元にはほとんどライブがこないので、こういう場所でどういう風に表現すればいいのかわからない人たちばかりなのですよ。だから、教えてあげてくださいよ。まるでノリが悪いのが悪い見たいな言い方をされてカチンときちゃっている地元民もいると思いますよ。
正直、今回のコンサートは久しぶりのメジャーアーティストの公演という事で、普段あんまりT.M.Revolutionの曲を聴かない人でも、行ってみるかと、お祭り根性できている人も多いと思うんですよ。私も含めて。で、行ってみたはいいものの、どのように乗っていけばいいのかわからなかったというところだと思うんですね。しかも、コンサート自体もなれているわけではないのでもう浮足立っちゃってたと思うんですよ。
確かに、この状態はコンサートとしてはあんまりよくなかったかもしれないけど、地元民の底上げという意味ではもう少し暖かい目で見てほしかったな。と。まぁ、それは地元で解決すべき問題でありタカノリ君に解を求めるのが間違いかもしれませんが。
まぁ、最終的には全体が大きな声を出してノってきてたと思うので、良しとしたもんだと思うのですが。*4

驚き8
ってことで、そんなこともあり、アンコール以降は会場とT.M.Revolutionのコンサートの一体感が高まった気がする。そう、それはあのおば様の行動でも見て取れた。
それまで耳を塞いで座っていたおば様が立って、腕を振っているんですよ。若い子たちと一緒に。それはもぅ、クララが立った!所の騒ぎじゃないほどの驚きがありましたよ。おば様が立った。ガンダム大地に立つじゃなく、おば様コンサートで立つ!ですよ。びっくりですわ。にしても、おば様よく頑張ったね。

驚き9
で、こういうタテノリ系の曲が続くコンサートでは、どうしても汗をかいてしまう。途中、喉が渇いたが準備の悪い私は飲物なんざ持っていない。だけど、周囲の女の子たちはなれたようにスポーツ飲料を飲んでいる。あぁ、やっぱりこういうのも慣れなのねぇ。

驚き10
って事で、周囲は若い女の子が汗だくになって踊っているわけで、その中に男が一人混じっているわけで。そんなとき思い出したのは、周囲の匂いが高校時代の部活が終わった後の女子テニス部の部室の匂いだったってこと*5。いやぁ、若いね皆。

驚き11
で、暑くなって興奮した女の子たちは上着を脱いで、下着姿になってましたよ。まぁ、水着なのかもしれませんがね。スゲェね。

驚き12
ちなみに、コンサートではステージから客席を見たときに右手側になる席にいたのですが、タカノリ君はどうやら舞台の右手側で歌うことが多いようで。今回のコンサートの総合的な立ち位置の比率はセンター5、右手側3、左手側2といった感じ。舞台端の客席近くまでくるタイミングも長さもステージ右側のほうが優先されている気がします。

驚き13
コンサート終了後、隣の席にいた女の子が私に話しかけてきた。「ガンダムきっかけでファンになったんですか?」と。いやまぁ、ガンダムは見ちゃいるけどどちらかというと最近の曲よりは浅倉さんがプロデュースしてたころの曲の方が好きなオールドタイプなんですが。って事で「いや、昔からファンだっただけど、コンサートは初めてなんだ」というと「おめでとうございます」といわれた。めでたいのかどうかはよく分からないが、まぁ楽しめたよ。ありがとう。
あ、ちなみにコンサートから帰って真っ先に種デスを見ましたが何か?

・・・って事で、少し疲れたのでこの辺で。とりあえず、今まで経験したことのない分野の文化に触れること、これはまさに異文化コミュニケーションだった。私にとっても、そしてきっと隣の隣の隣にいたおば様にとっても。
ところで、だれかちゃんとしたライブレポートを書いている人いないかな。こういう時こそトラックバックを送信してぇよ。

*1:便宜上、T.M.Revolutionを明確に定義する言葉が思いつかないので、そう言っておく。

*2:コンサート終了後、隣の女の子と話をして聞いたところ、どうやら西川貴教くんのタカノリから転じてター坊らしい。

*3:って、おれがT.M.Revolutionの何を知っているわけでもないけど

*4:ただ、タカノリ君が本当に満足したかどうかは不明ですが

*5:ちなみに、私は男子テニス部員でした