「先生!うがった見方ばっかり・・・。」

さて、昨日、ちょっと所要があって実家にかえっていたところ、親父とおかんとテレビを見るというシチュエーションがありました。その時見たのは、DOORSというTBS 50周年記念特別番組だったんですが、親父がことあるごとにもっと素直に見ろ。というのである。
というのも、テレビ時間枠的にこのコーナーはあとどれくらいとか、このタレントが消えたのは別の収録のせいで・・・とか、これって別撮りじゃない?とか、これって費用幾らかかってるんだろう?とか、ダチョウのリアクションは前もって仕込まれてるじゃんとか、まぁ、ことあるごとに突っ込みやテレビの裏側を気にして発言するもんだもんで。
その昔、俺が小さかったころはドリフの全員集合を見ながら、リアルに「志村、うしろーーーーーーっっ!!」と叫んでいたという話をされて、いやまぁ、そのころのような純粋さはもはや戻れないよ。と思いつつ、27歳にもなろうというのにいまだに「志村、うしろーーーーーーっっ!!」って叫んじゃうほどの純真さを持っていたとしたら、それはそれで大丈夫なんだろうか?って少し考えちゃったりしないだろうか?なんて思ったり思わなかったりした。まぁ、とりあえずあなたの息子はスレちゃってます。
ちなみに、DOORSを見た正直な感想は・・・「え?これが50周年番組でいいの・・・?」って言うこと。正直、金をかけている割りにはチープな絵面とショボイ出演者ばかりなんですが。いまさら和田アキ子だの、泉ピン子だの、興味無いっつーの。また藤重政孝って微妙なラインを出してくるし。。。ウェンツもナインティナインも途中退場しちゃうし。お笑いに徹するのか、テレビ的な要因を優先させるのか、せめてそれくらいははっきりさせてキャスティングしてほしかったねぇ。
あとは、「コマンタレブー」とか無意味な福澤の叫びが微妙。いや、ジャストミートとか分かりやすい叫びはいいんだ。嫌いじゃないんだ。だけどコマンタレブー・・・って「お元気ですか?」って分かりにくいし、あの場面で言うのにぴったりな言葉でも無いだろう?・・・なんだかなぁ。
正直、いま一つ、二つくらいのクオリティの番組でした。
・・・そうそう。純真さを無くしたって俺に散々言い続けた親父が、最後の方でテレビ的に全員失格か?って言うシーンになったとき、「いや、CM前に流れてたチャリのシーンがまだ放送されてないから、きっと失格じゃないだろ?それにまだ放送時間も少しあるし。」と言っていた。
・・・それを「純真さが無い見方」と言うんじゃないでしょうか?