「先生!辻調理師専門学校へ台所留学です」

しゃべる!DSお料理ナビ(辻クッキング監修)を買った。そして早速カボチャの煮物を作った。食った。美味かった。

しゃべる!DSお料理ナビ

しゃべる!DSお料理ナビ

さて、これだけで終わってしまうと何だソレ?よかったね。で終わりなのだが、実際、いろいろと問題があった。ってことで、それを列記。
そもそも私はDSお料理ナビに記載されているようなレシピのほとんどがレシピなしで何となく作ることができる。まぁ、味にばらつきは出るけど。で、その辺、世の一般的なスタンダードの味を知るため、我流料理を一般料理と比べるとどうなのかということを知るためにDSお料理ナビを買ったと言っても過言ではない。
ってことで、一日でDSお料理ナビを基にして作る料理なんてせいぜい一品だ。その他の料理は、DSお料理ナビで確認しながら一品を作っている間に、俺レシピで同時進行で進めている。だって、DSお料理ナビで一品作成→その後DSお料理ナビで再度一品作成なんてやってたら迂遠で、どんだけ時間かかんねん?って話になってしまう。なので、基本、DSお料理ナビ進行中に別の作業も同時に進めたりするわけだ。さて、これらのことを念頭に置いて、次の話を聞いて欲しい。
DSお料理ナビでは次の手順に進む際、「おっけー」とDSに向かって声をかけるだけで進むようになっている。これは、料理中は常に手が濡れていることを考えれば、非常に便利な機能だ。が、どうもこの音声認識が微妙っぽい。というのも、いくら「おっけー」と声をかけてもページをめくってくれないこともあるし、逆に別の料理をしている最中に出す調理音、たとえばスプーンをカップに当てた音、包丁でミンチを作っている最中に包丁がこすれた音、などの金属音に反応して勝手に次の手順に進めてしまうのだ。これは微妙。せっかくの良いところが逆に仇になっている。特に俺は、調理手順に表示されている手順以外のことを同時進行で進めているので、雑音が出やすい環境である。
また、画面に表示される手順は一工程ずつになる。なので、全体的な手順を一度通してみておかないと、無駄な手順が発生する。たとえば、カボチャの煮物を作るとき、DSお料理ナビでは「カボチャを切って」「皮を所々剥いて」「面取りをする」という下ごしらえが必要なのだが、これが順番に表示される。これ、DSに表示される順にやってたら、下ごしらえに時間がかかって仕方ない。せめて、皮剥きと面取りを同時に実行させるということを考えないと、同じカボチャを皮を剥いては置き、再度取り上げて面取りをする。ということになってしまう。どう考えても、皮を剥きながら面取りした方が圧倒的に早い。さらに言うなら、皮むきというのは味を染み込ませる為にするものであり、正確にできていなくてもよくてランダムにできてればいい。またカボチャの皮は固い。ということを考えれば、カボチャの調理手順としては、「皮むき」「カボチャの切り分け」「面取り」の順番が一番手っとり早いことは分かる。だって、小さいカボチャを手に持って固い皮を剥くより、丸い段階でのカボチャにランダムに皮を削り取る作業をまないたの上でやった方が明らかに楽であるし、安全で、早い。
ってことで、あくまでもレシピなのでそこまで要求するのは酷かもしれないのだが、調理の効率化というところにもいま一つの点数をあげなくてはいけないかな。と思う。
あとは、いかにも合成音な発音かな。「ソレデハ↑オイシイ↓カボチャ→ノ↑ニツケ→ヲ↓ツクリマショウ↑」っていう・・・微妙(苦笑)せめて、女性の声も用意してほしかったよ。
ちなみに、味付けはなかなか美味かったよ。俺が我流で作るよりも多分ずっと(苦笑)
ってことで、自宅調理率を上げる、栄養を考える、そしてカロリーも考える。ってことで、ダイエットになればいいなぁ。