「先生！そう言うもの？」
さて、先日Around40な人たち*1がいるところに飲みに行ってきた。彼/彼女らの恋愛観、結婚感について、少し話を聞いてみる事ができたので、少しメモをしておこうと思う。
- だれにでも、俺/私ってこんなにモテていいの？と言うモテ期が5年に一回くらいは来る。(X氏)
- 個人的には特に30台に入ってからの10年は楽しくて仕方なかった。(X氏)
- 男は30台、女は40台にその辺の楽しさが来る。(Y女史)
- モテる時はモテるために何かを頑張っている時ではない。(X氏)
「モテ期ですか？今まで感じたことないですけど。」って返したらX氏、Y女史、Z氏に「嘘だろ？iori_t君はモテるだろ？」と言う風に返された。今回飲んだこれらの人たちだけではなく、年上の人たちとこの手の話題になった時、毎度毎度「モテるだろ？」と言う返しがくる*2。社交辞令とは分かっていても事実とは異なるこの返しにはは正直ヘコむ。モテてたら片手で収まらない年数も彼女がいないなんて状態は無いっすよ(苦笑)
どうも、俺は自分よりも一回り近く上の人たちからは好かれる、って言うか少なくとも悪からず思われる模様だ。ただ同世代、自分よりも年下の人たちからは恋愛対象としては見られないのだなとも思う。
- 自分が好きだと思う人と結婚すると、色々と大変だ。(Y女史)
- 好きな人には弱みを見せたくないと思ってしまうから生活が窮屈になる。(Y女史)
- 結婚する相手は2番目に好きな人くらいがちょうどいい。(Y女史)
- 好きな人は好きな人として一生別枠においておけば良い。(X氏)
- 人生のパートナーと好きな人は違う。(Y女史、X氏)
- 一緒に生活していて息苦しくないと言う事が結婚生活の契約を行うにおいては重要だ。(X氏)
と言う話だ。まぁ、言わんとする事は理解できなくもない。でも、それは少し淋しいなぁと思ってしまう私は夢見すぎなんだろうか。あと、この話と俺の個人的な感想として逆なのは、自分の弱いところを見せられる相手って言うのが自分にとっては自分の好きな人だけだったりする。好きじゃない人には弱みなんぞ見せたくもないって思ってしまう私はみんなとは感覚が違うのだろうか？*3ただまぁ、自分の見せたくないようなところまで受け入れてくれっていう思いは、ある意味わがままなんかなと思ったりもする。
で、ここでふと思う。さっきの年上の人によく「モテるだろ？」と言われるのは、俺が結婚する相手としては悪くないと総合評価できると思うからなのでは？と。つまり、空気みたいな存在として結婚の契約をする相手としては悪くない人だと客観的視点から年上の人たちからは見えるのではないか？そう言う視点で見たときにはモテるのかもしれない。が、惜しむらくは俺の同世代の娘たちはそう言う視点で男性を見ていないんだなぁ・・・(苦笑)
- 人生は一度しかない。理想やきれいごとは幾らでもあるが、それが自分にとって本当に大事か？と言う事を考えるべきだ。(X氏)
- 理想を追うのも良い。でもそれで自分が苦しくなってちゃ本末転倒だ。(X氏)
- きれいごとを言う人には言わせておけば良い。分かってないだけだ。(Y女史)
- きれいごとを信じて、きれいごとを全うする人たちも中にはいる。それはそれで本人が幸せなら、それでいいと思う。ただし、本人が幸せに感じているケースはレアだ。(X氏)
んまぁ、恋愛事だけではなく何事においても理想を語れば綺麗に聞こえる。それはそれでいいんだけれどもそれを実現するにはそれ相応の対価*4が必要となる。聞仲だって理想を語るにはそれに見合った実力が必要だと言ってた*5。アルだって何かを得るためには相応の対価が必要である。等価交換の法則だ。と言っている*6。まぁそれは理解している。だけれども上の言い回しをそのまま受け止めて、認めてしまうと、そう言う労力を払う事を拒否するための言い訳にも聞こえ、それを認めてしまうことになりそうに感じる。この辺が理想を追ってるアマちゃんって感じなんだろうか？
