「先生!リンクについて」

さて、いまさらながらに相互リンクについてまじめに考察と言うか、私の考えを言いたい気分になったので言う。
と言うのも、とある場所で声高に「当サイトはリンクフリーではありません。」「コンテンツへの直リンクは許容しません。」「相互リンクは求めてません。相互リンクしたい場合はこっちから言います。」と書いてあるのを見たからだ。これに対してヒトコト言いたい。「オドレは何様のつもりだ!?」と。そして「なぜそんなことを言うのだ?」と。
以下にリンクについての背景と私が考えるに至った理由を下記にタラタラと書きたい*1
さて、世に言うリンクとはあるコンテンツ*2から、あるコンテンツに対して移動、もしくは表示させる場合に最もよく用いられる手段がリンクであろう。The Internetが今日これまでの発展を果たした背景にこのリンクのシステムがあったことは疑うまでもない。つまり、リンクあってのInternetであり、リンクが制限されるInternetなど、もはやInternetでは無いのではないか。と思う次第である。
先頃*3某連邦と言うサイトに対し、某産○新聞がコンテンツに対して直接リンクを行う行為を即刻停止するように。との要請を行い、これが*4Internet上で非常に話題になったのは記憶に新しい。*5本件は、産○新聞が直リンクを行うことは著作権侵害うんぬんとおっしゃってますが、要するに直リンクでコンテンツを指定することは避けてほしいとの想いから行われた行為であることは明白であろう*6。その想いは分からなくもないが、分かりたく無い。
Internet上はWebの言葉からもわかるように織物のように、蜘蛛の巣のようにいろんなサイトが入り乱れてつながっているから面白いのだと思う。
自分の特定のコンテンツを直接指定されたくないというのは、自分の思う通りにユーザを誘導して、自分の見せたいように見てほしい。というエゴであると私は思う。
であれば、Webを見たいようにしか見ないユーザが、作り手が見せたいように見たくなるサイト構成を行うことをサイト開設者が行えば、それはそれでいいのではないか。自分のサイトの魅力不足、構成力不足を棚に上げてのリンク制限など、愚の骨頂ではないだろうか。
自分の家を荒らすな。という人もいるだろう。でも、それは家ではないのだ。全人類が自由に使える道の上にたまたま自分で区画整理をしてよい区域があるだけにすぎないのだ。その区画整理を行った箇所を他人がどのように通ろうが、それは通る人の自由であり、区画整理をした人のルールに従わなければならないなんてルールは無いとおもうのだが。*7
異論反論オブジェクション、どんとこいである。*8

*1:あくまでも私感であり、これが正義であると言うつもりは無い。異論があるのは大いに結構。

*2:便宜上、HTMLやCGIなどホームページを構成するオブジェクトをコンテンツと定義する。

*3:と言ってもかなり昔の話になってしまったが。

*4:日本の

*5:参考: http://slashdot.jp/articles/03/03/15/0516251.shtml?topic=45http://newsplus.jp/~tokono/030313.htmlなどなど、キーワード検索をすればゴロゴロでます。

*6:トップページを経由して見てもらわないと広告を見てもらえない→広告収入が見込めないとの理由だったかと。

*7:荒らし行為は区画を強制的に変更する行為や区画上を汚す行為であるため問題だとは思う。

*8:と書いても多分異論反論はこない。