「先生!知識だけが身につきます」

毎朝車内でラジオを聞きながら通勤するのが日課になっている、日課って言うか習慣か。そのため、すでに平日の通勤時間帯のラジオ番組は頭に入るようになった。とはいえ、せいぜい10分程度なのだが。
その番組の中に伊津野亮のナイスショットと言う番組がある。ナイスショットという言葉から連想される通り、ゴルフのルールやテクニックなどのTIPSを伊津野亮さんの軽快なトークで紹介する番組である。だが当方はゴルフをしないため細かいルールは知らないし、知る必要もないかなと言う感じである。細かいルールはみんごるに任せれば良いのである。なので、この番組はあくまで番組開始から終了までの時間で遅刻するか否かを判断するために利用しているにすぎない。
そんな番組だが、今日はゴルフクラブのシャフトの強度について言及していた。要約すると以下の通り。

世の飛ばし屋は皆硬いシャフトを利用しているが、柔らかいシャフトを利用した方が弾性力を利用できて良く飛ぶことが分かってるんです。だから、無理して硬いシャフトを使う必要はないですよ。

んー、理にかなっているようでかなってないような気がした。こういう話は元物理屋の血が騒ぐ。確かに、柔らかいシャフトを利用した方が弾性力を利用できてトータルのヘッドスピードを上げることができるだろう。ただし、ゴルフって言うのはクラブのヘッドにボールを当てないといけない。だが、シャフトのしなりが大きい場合、インパクトの瞬間の誤差は大きくならざるを得ないとおもわれる。つまり、クラブの芯がボールの芯を喰うと言うことが難しくなる。コレは小学生でも・・・高学年くらいだったら分かってくれる理屈だと思うんだが。
どんなにヘッドスピードが速かろうと、芯を喰わない打ち方では飛距離はのびないだろう。したがって、スイングスピードが速く、柔らかいシャフトではしなりが大きくならざるを得ない世の飛ばし屋が硬いシャフトを使う理由というのがこの辺にあるとおもうのだが。
真芯を喰うスイングができる範囲で、できるだけ柔らかいシャフトを使うことが飛距離アップの秘訣だと思うのだが。。。