「先生!なんだかなぁ・・・。」

こんな記事を見つけた。

韓国「サシミ、ワサビ抜き」 釜山の教授らが日本語排斥運動 「定着しててもダメ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050419-00000070-nnp-kyu
【ソウル19日原田正隆】竹島領有権や歴史教科書の問題をめぐり反日嫌日感情が広がっている韓国で、水産分野の専門家が、「サシミ」など海鮮料理関連で数多く残る日本語を排斥し、韓国語に置き換える運動を始めた。
韓国センソンフェ(サシミ)協会会長も務め、地元で「サシミ博士」と呼ばれる釜慶大(釜山市)の趙永済(チヨヨンジエ)・水産学科教授は、地場焼酎メーカーの後援を受けて、日本語がよく使われる魚や料理の写真とともに、韓国語への置き換え例を紹介するポスター三千枚を作製。四月一日から、釜山市や慶尚道の海鮮料理店などに配布中だ。
置き換え例によると、「サシミ」は「センソンフェ」、「ワサビ」は「コチュネンイ」、「サワラ」は「ハクコンチ」、「アナゴ」は「プンチャンオ」、突き出しは「プヨリ(副料理)」―になる。
「サシミ」「ワサビ」「スシ」などは国際的な言葉として定着しているが、趙教授は韓国の通信社・聯合ニュースに対し「わが民族の自尊心回復のため、この地だけは、これ以上、日本語のはんらんを放置できない」と述べ、新たに二種類のポスターを作製予定という。

なんでこんなことを言うんだろうか?よく分からない。日本で言うならばキムチを別名で呼ぶということになるのかな?無理、受け入れられませんって感じですが。まぁ、サシミとかが広く広まった背景*1に問題があるのかも知れませんが、そんなものはこの記事は伝えてませんし、私の知ったことではないんですが・・・。
そもそも、母国語を大事にしようと言う運動なら全然問題ないと思う。でも、この記事を参照すると外来語全般ではなく日本語に限った話だと受け取れるんですが・・・どうなんだろう。日本憎しで行動する(ように私からは見える)彼らの行動に対する韓国内の一般市民の生の声を聞いてみたい。やっぱり、無理やり変える必要ねーんじゃねーの?って言う感じなんではないのか?と思うのだが。
ところで、気になったのはこのポスターの形式。「サシミ」を「センソンフェ」と呼び変えるならば、そのそもそもの「サシミ」という言葉をポスターに書かねばならないような気がする*2のだがどうだろう?日本語大っ嫌いな彼らが3000枚も日本語が書かれたポスターを作ったんだろうか?怒りで自分がポスターに何を書いているのか見えなかったんだろうか?それとも、日本語なんて書きたくないけど背に腹は変えられぬと、決断したんだろうか?そうだとしたらその心情は察して余りあるものがありますね(笑)

*1:併合時代の産物?

*2:まぁ、「絵で訴える」とか「鮮魚をサバき、生食するもの」という説明をするのもありだが、それらは分かりやすさという観点からポスター向きだろうか?疑問。サシミ→センソンフェの分かりやすさには叶わないと思う。