「先生!肝臓は沈黙の臓器というらしいです」

さて、私のように太っていると肝臓が少し心配になる。γ-GTPやらGDPやらGNPやら*1そんな数値を健康診断の際に気にすることとなる。いやはや、痩せねばね。太ると、肝臓に脂肪が付き、その結果脂肪肝、肝硬変となり肝機能が低下することとなる。肝機能が低下すると、黄疸が目や手に出ることとなるんだが、私にはまだでていないので、それほど酷い状況ではないんだろう。今のうちに痩せておくべきだと思うけど。
さて、そんな脂肪肝に強制的にしてしまって、その脂肪肝を食う。ッつー残酷な料理、それがフォアグラであったりするわけだ。いまいち理解に苦しむのだが、それがどうしたことか世界三大珍味に数えられたりしている。だが一方でキャビアやトリュフと言った他の珍味に比べて比較的量産がし易いという性質から、三大珍味の中で一番身近であるといえなくもないのではないだろうか?トリュフを食ったことはなくてもフォアグラなら食ったことあるよって言う人も多いと思う。かくいう私もその一人である。そのフォアグラ、店頭から消え始めているという。

フランスの鳥インフルエンザ発生を受け、農林水産省が鶏やアヒルなど鳥肉類の同国からの輸入の一時停止を発表した。対象品目には、世界三大珍味の一つとされるフォアグラも含まれており、停止措置は製品を取り扱うデパートやフランス料理店にも影響を及ぼしている。
フォアグラはガチョウやカモの肝臓で、フランス料理の高級食材として有名。停止措置は二十四日付で発表され、フランスからの家禽(かきん)や家禽の肉、内臓などのほか、缶詰など加工食品の輸入ができなくなる。

残念ながら、フォアグラ、私は嫌いなので別にどうでも良い。停止されようがそれは牛肉の輸入中止に比べればたいした影響はない。何よりも一番気にかかったのは、ここだ。

シラク大統領は同日、国際農業見本市の開幕式で、「家禽や卵の消費に危険はない」と宣言。チキン料理を報道陣の前で試食、仏産の家禽類の安全性を訴えた。

ここを読んで、確かどこかの国の厚生大臣だった人がO-157が流行したときにかいわれ大根を食っていたような気がしますね。パフォーマンスというのは結局どこの国でもおなじなのでしょうかね。

*1:って後半は国内総生産や国民総生産になってますから。