「先生!哀れなヤギが決まったようです」

スケープゴート。「古代ユダヤで、年に一度人々の罪を負って荒野に放たれたヤギ。贖罪(しよくざい)のヤギ。」だが、現代日本においてこの意味でスケープゴートという言葉が使われることはない。もっぱら利用されるのは「責任を転嫁するための身代わり。不満や憎悪を他にそらすための身代わり。」という意味だ。最近話題の民主党の永田氏の変わりとなるヤギが決まったらしい。

送受信ともフリー記者 民主メール調査で判明
ライブドアの送金指示メール問題で、これまで黒塗りされていたために不明だったメールの送信者と受信者は同一人物で、ライブドア前社長の堀江貴文容疑者とは別人であることが26日、民主党の調査で分かった。複数の党関係者はこの人物について、永田寿康衆院議員にメールを持ち込んだ「フリー記者」としている。
このため同党は、メールは堀江容疑者が出したものではないと判断。一両日中に永田氏だけでなく執行部が謝罪会見を開き、事実関係に言及する方向で調整している。
ただ記述内容に関してはパソコン上での切り張りなどの可能性を踏まえ「まだ完全に否定されたとは言い切れない」(同党関係者)として、関係者からの聞き取りを継続。調査結果は早ければ週内にも公表する。

はぁ、なんだかなぁ。これが真実だとしても、でっち上げられたスケープゴートだったとしても、お粗末ですな。