「先生!電車男をみました」

評価:★★☆☆☆
そういえば、友人と日曜日にふらふらする時、購入したばかりだというカーナビでDVDを鑑賞することとなった。助手席に座っていた私の権限で、見たことなかった電車男を見たいと言い、電車男のDVDを見ることとなった。
途中、打ちっぱなしに到着したりヤシィパークに到着したりすることで、中断を余儀なくされることもあったが、まぁ興味を失わずに最後まで見ることはできた。で、感想。
全体的に急いでる感じ。原作本の流れを知っていなければ別に気にすることでもない様なことがちょっと気になる。たとえば電車男が自分から電車男って名乗っちゃうあたりとか?
あと、どうしてもエルメス=伊東美咲と言う図式が頭の中に出来上がってしまっているので、中谷美紀が、ちょっくら・・うーん。と言う感じ。中谷美紀も疲れているのか、涙袋の所がくっきり皺になっちゃうのがなんだか。年上は年上なんだろうが・・・んーーー。あと、主人公の山田孝之は良い男だから、なんかまぁ、キョドってるんだけど、どこか良い男と言う匂いが抜けず。チビノリダー電車男とは違ってうん、なんかキモイまで思えなかった。
木村多江と佐々木蔵之助が夫婦っつーのも、かなり人物を絞り込んでいるのがなんと言うか。まぁ、2時間の枠の中に収めるためには仕方ないのだが、奥行きの浅さを感じることとなった。テレビドラマをみてるから余計にカナ。瑛太がおそらく土壇場で電車を励ますところはベタな展開だったが、ベタがゆえにちょっと安心できる展開だった。瑛太は、なかなかいいよね。この前のアンフェアみて以来、なんだかカッコいいし、素直そうってことで好感がもてる。
正直、この映画の賞味期限を過ぎてからみてしまったと言う感が否めず、まぁ、仕方ないかな。と言う評価だ。まぁ。そういうこと。