「先生!迂闊に町も歩けませんね」

こんな大げさな話、日本じゃなくてどうせまたアメリカだろ?って思ったら、日本の話だったようで。にしても、歩行者同士の衝突。。。んーーーー。

歩行者同士衝突、780万円賠償命令 当時25歳女性に
東京都世田谷区内の商店街で04年8月、買い物中の歩行者同士がぶつかった事故で、当時91歳の女性の足の骨が折れるなどした損害賠償として、相手方の当時25歳の女性に約780万円を支払うよう命じた判決が15日、東京地裁であった。出合い頭の事故だったが、歩行障害に対応した自宅工事費などを合算し、異例の高額賠償命令となった。

歩行者同士の事故で780万とは非常に高額である。あり得ない。なぜこんな判決になったかというと

  1. 25歳女性が、道路脇の店に気を取られて、右側から歩いてきた91歳女性に気づかずに衝突した。
  2. 91歳女性は右足骨折の大けがで、歩行障害が残り、外出時は車いすが必要になった。
  3. 「健康な成人は、高齢者ら歩行弱者に注意を払い、衝突を避ける注意義務がある」とし、25歳女性が不法行為責任を負うと判断した。
  4. 損害額は、90日間入院の慰謝料217万円、自宅内の段差をなくす工事費221万円など計約1000万円になると算定。
  5. 91歳女性の過失も認めて3割を相殺し、約780万円とした。

どんな勢いで25歳女性がぶつかったんだ?っていうか、ぶつかってこけただけで折れる骨だったっていうことは、そもそも骨粗鬆症だったんじゃないのか?それにも関わらず責任7割って重くないか?
あとこれ、この訴訟ってどう考えても91歳の女性が主体的に動いて行った訴訟じゃないよね。これの息子とか孫とかその辺だよね。だとして、25歳の女性に対してそんな1,000万円オーバーの訴訟ができるなんて精神構造どうかしてるか、25歳女性の方の態度がどうかしていたかなんじゃないかって勘繰っちゃう。にしても、歩行時の事故なんて保険あるんだっけ?なんだか、怖くて道も歩けないね。