「先生!さて、今後の課題だ」

日本対ブラジル戦、4時1分に起床して試合開始1分55秒あたりから見始めました。どうやら、先発メンバーが結構ちがうみたいで、へなぎとかすしボンバーとかは居ないみたいだ。その代わりに巻や玉田、稲本も居るね。前半44分ごろまではものすごい夢を見ていた。やれるじゃん、日本、いけるじゃん?って。でも、ブラジルがそんなに甘い訳がなくて、当然のごとく同点弾を決められ、後半は見てるのも痛々しいほど得点ラッシュだった。
何が一番見ていてつらかったのか。それは日本の選手たちのあからさまな気持ちの切れ様。勝つのは難しい相手だって言うのは重々分かっている。でも、同点にされた、逆転された。。。って言うところで諦めが入っちゃっていた。表情も、プレーも諦めきっていた。それが何より悲しかった。声を枯らして一縷の望みをかけて応援するサポーターの中、ピッチの中ではその声援に答えようと言う動きは・・・僕の目には見えなかった。なので、私は後半3-1の時点であとはHDDレコーダに任せて寝てしまった。それにしてもすしボンバーは使えねぇな。
起きてみれば4-1での大敗。試合後、ヒデがピッチで泣いていたと言うことらしい。
今回のドイツワールドカップ。課題は多い。さすがにブラジルの選手と足の早さやパスの速さで勝負しろとはとても言えないくらいレベルが違う。そういう技術的な問題の解決にはもっと時間がかかるだろう。しかし2010年のワールドカップに向けて解決しなければならない課題とはそういうことではないと思う。
気持ちの問題、そして日本のチームとしての連帯感についての問題だと思う。この時期に各プロ選手をかき集めてチームを作る。それはどこの国も同じだろう。だが、なぜかチームとしての成熟度が他の国に比べて低い気がする。意思疎通がなってない。だからパスが通らない。そんなことでつぶしたチャンスがいくつあっただろう。ブラジル戦、決して楽な勝負ではなかった。だが、気持ちや連帯感がもう少し高ければもっと良い勝負ができたのではないだろうか。
そして、こういう問題の解決には選手自身もそうだが、日本のサッカー界全体の改革が必要なのではないだろうか・・・。やっぱ、キューバの野球みたいに、最強のアマチュア集団を作らないとダメかもねー。