「先生!あんだかなぁ・・・」

好きな人ができてしまった。
http://anond.hatelabo.jp/20080221035120

あー、私は"好き"って言う感情はある種一過性の病気では?一過性の病気を越えたあとに続くのは"愛情"か"執着"か"無関心"・・・それか"いずれでもなく私に理解できない何物か"なのだと最近思うようになってます。
で、この病気は病気なので掛かろうと思っても掛かる事は出来ません。気づいたら掛かってます。だからこそ純粋に誰かを"好き"でいられる期間は短く、非常に貴重な期間だと思う。
・・・とか言って、好きという感情を神格化してしまう自分がいたりする訳ですが、どうでしょう?
まぁ、醒めた言い方をすれば全て脳内麻薬の比率の問題であり、どんな状況であれ脳内にエンドルフィンが充満していれば多幸感たっぷりで逝ける感じなのだよ。きっと。所詮、脳内に入ってきた信号に対して自分がどの様に生きていくのか?と言うそれだけにしか過ぎない。
例えば、萌えとか言ってみてもそれは2次元だろうが3次元だろうが、結局は記号化された何かに対して自分自身の脳内麻薬を出させているだけであって、それ以上でもそれ以下でもない。人間その気になればスルメイカにだって萌えられるんじゃないか?って思う*1
まぁ、萌えと好きを一緒くたにして考えたり論じたりするのはどうかとおもうのですがね・・・。
で・・・だ。誰かを好きであると言うのは科学的に醒めて見れば幸せな自己暗示であり錯覚であると思うんだ。でも、それをそう言うものだと考えてしまっては人生に生きる意味を見いだす事が出来なくなってしまう様な気がする。だが逆にだからといって好きだという事などをすばらしい事、最も尊ぶ事だとする資本主義に毒されまくった恋愛至上主義って言うのもどうかと思うわけだ。
でも、そんなダブルスタンダードな世界に俺は生きていてどちらも分かるし、どちらも賛成したいし、どちらも否定したい。
どう考えたって、今が恋愛の真っ只中で幸せを感じているのであれば、恋愛至上主義を全面肯定した方が、より自分がキモチよくなれるに決まっているのだから。逆に恋愛から遠ざかっている状況であれば、恋愛なんぞ脳内麻薬に侵された人間の錯覚なんだろ?なんて醒めたことを言って自分を擁護したくなってしまう。とはいえ、こうやって自分を擁護してしまうあたりが、恋愛至上主義により多く毒されている事の裏返しのような気もするんだけれどもね・・・もう、いいや。
とりあえず、誰かを好きになるとかそう言うのって自分で出来る事じゃなくて気がついたら成っているものだと思うわけだ。だもんで、誰かを好きになりたいって言うそう言う願望が心の奥底にあっても、いくらたってもそれは満たされる事ではないのだよ。
結局、誰かを好きになるって言うのは自分で止められるモノじゃない。気がついたら成っているモノだ。好きって言う感覚は往々にして一過性であり、短絡的な考えであり、他のものが目に入らなく成ってしまう。そうすることで近視眼的な行為を行いがちだが、結果それで色々なモノを失う事となったりするわけである。あとから失ったものを悔やんでも仕方ない。失うことを前提にそこに悔やまないと言う確固たる自信があってこそ、好きだという気持ちに乗っかっても良いんじゃないか?って思う。でもね、確固たる自信があるように錯覚しがちなんだよね・・・。はは。
あと、自分自身が好きだからって好きだって言う事を簡単に言って、さらに悪いことに相手に見返りを求め始めてしまう。そうなると・・・破綻は近いよね。好きなだけでおいておけばいいのに。気持ちを吐露したところで相手が受け止めてくれるはずなんてないのに。甘い期待を持つだけ無駄なのに。
なんだろ、なんで神様は男と女なんてメンドクサイモノをつくったんだろうね?カタツムリみたいに雌雄同体でいいんでね?なんて思ったり思わなかったりする訳だけれども、まぁ、そんなことを言っても仕方ない。
・・・・あー、なんだか思いつくままに推敲せずに書いたので破綻した文章に成っている事は理解しているが、読み返す気力もないね。まぁ、いいや。思いつくままにツラツラとさらに書いてみる。
でーーー、話は元々のネタに戻って要約すると以下のような感じ?

6年付き合った彼女がいます。そろそろ結婚かな?と思ってました。
でも、もっと楽しい会話が出来る娘が現れました。
その娘の事が好きです。
別れて新しい娘と付き合うか、新しい娘を諦めて結婚するか?どうしたものか?

って事?・・・それって楽しい会話が出来る娘が現れました→その娘の事が好きですって言うロジックがおかしくね?楽しい=好きなのかね?楽しいだけ?モノサシってそれだけ?それが一番大事なの?いや、大事かもしれないけど。楽しいって言うモノサシだけだとそのモノサシが折れたときってどうするのかね?なんて考える。
正直、俺が人を好きになったとき・・・って、もう去年の話か・・・まぁいいや。
楽しいって言う感情はベースであったとは思うけど、それ以外にも彼女の優しさとかまじめさとか、弱いクセに強がってる所とか、明るく振る舞ってる所とかそんなのをひっくるめて好きになったような気がする。まぁ、思い出は美化されると言うので、一年もヒトコトも交わさない日々が続けば、ホントにそんな人だったかどうかはもうあやしいのだけれどもね・・・。
冷静に考えれば、いくらだって悪い点は見つかるさ。顔はカワイイ訳じゃない。スタイルだって良い訳じゃない。優しさって成分も足りてたかどうか?箸の持ち方も若干おかしい。料理はおそらくビミョい*2。若干視野が狭く、近視眼的な印象も受ける。
あぁ、あと振られる過程で一番思ったことなんだが、真摯さっつーのは皆無かもね。自分が楽だと思う方に思いっきり流れていってて、それが一番他人を傷つけるって気づいてないよね。鋭利なナイフで作った傷は治りも早いんだけど、錆びて切れないナイフで作った傷は傷口は化膿するし、治りも遅い。そう言う事を理解してねぇ。っつか、凶器の選択の仕方が間違ってるよね。刃物をモッテコイって言ったら、鋸持ってくるそんな感じ。うわ、残忍(苦笑)まぁ、いきなり降って湧いた災難*3にどうしていいのか分からなくなったって言うのかもしれないがね。
・・・・・・・・・って、まぁ、この辺は振られた男の僻みなので、なんでそんなダメ女を好きになったんだ?とかいう突っ込みは無しの方向で。この辺のマイナス面は自分の中で制御できないほど思いっきり誇張されて記憶され、思いっきりバイアスを掛けて書いてますから。まじめに受け取るだけ損ですよ。きっと。
まぁ、そんなこんなでプラスもマイナス*4も見てそれでもって思えるほどプラスが大きかったんだと思うんだけどね。当時は。
まぁ、繰り返すがもう一年も前のことなので、今となっては純粋な当時の気持ちを思い出すことはもう不可能だ。澱となって溜まりに溜まったいろんなものが心に堆積していて、心の中の風景は当時とはまったく違う様相を呈し、自分自身でも気持ちが分からない状態になっているのだから・・・。で、これを執着と呼ぶんだと思うって言う話は以前したかな?
でー、また話がそれたね。話を戻して、会話が楽しくて好きだって思っててそれがその人にとっての唯一無二のモノサシだとするなら、今カノと別れて新カノと付き合えばいいと思うよ。ただし、そのモノサシは非常に危険なモノサシだと思う。新カノと付き合い始めてもきっとしばらくするとそのモノサシに新記録を出す人が現れると思うのだが・・・どうだろう?
にしてもさぁ、今更ながら男女間の好きって言う感情はどういう感情なんだろうね?独占したいって言う気持ちなのかね。例えばさ、これが相手が同性だったら、一緒にいて楽しい"友達"な訳だろ?そいつと一緒にいて楽しいからって、彼女と別れた方がいいって言う話にならんだろ?なんだろ。
もう、好きって言う感覚が訳分からなく成ってきた。男女で違うとすればSEX出来るかどうかくらいか?SEXしたいって思ったら好きって事?浮気って事?違う気がするけどねぇ・・・。なんだろ。元増田が自分自身の気持ちを好きと言う感情として捉える事が出来ているのが、私が遠い過去に忘れてきた感情を持っている様に見えて嫉妬するやら、妬むやら・・・。
あと誰かが幸せになる裏には必ず誰かの悲しみがあるもの*5さ。この三人が一時も誰も不幸せになることが無いなんてアリエナイだろうね。どう進んでもイバラの道。ま、元増田の人はどーなってもいいが、今カノや新カノが不幸になりすぎる事が無いことを祈るばかりである。
・・・・・・・なんだか、意味分からねぇエントリだな(苦笑)

*1:いや、スルメイカである理由は特にないのだが、酒のアテとして使うオヤジのアイテムであり、いわゆる萌えの対極に位置するかなぁ?と思ってみた次第。

*2:だってピーラーを持ったことが無いなんてアリエネェ

*3:俺からコクられる

*4:マイナス成分は上記の十分の一以下で見積もってください

*5:でも、その逆「誰かの悲しみの裏には必ず誰かの幸せがある」が真では無いのが辛いよな・・・