「先生!オマエは馬鹿なのか?それとも大馬鹿なのか?」

ホント、もうね、今日の会議中にはキレそうになった。何が?って言うと・・・。
今日の部会(みたいな場)で、ウチの課の後輩*1の人がある課題に対して解決するアプローチの提案を行った。正直、そのアプローチは現行よりも一時的なコストが上がるように見えて、説得するにはなかなかに難しい案だなぁとは思った。けれども、そのあとに提供されるメリットも見過ごせない所もあって、難しいけど頑張ってみてもいいかな?と思われる方法だった。ただ、この辺は状況を知ってる俺だからそのコストの効果の試算ができるんであって、できない人から見たら、手間ばっかり増えて効果が薄そうに見えるんだろうなぁとも思った。
でも、課題を解決するにあたって、コストゼロで対応できる妙手っていうのはなかなかなくて、そのコストをいかに小さくして最大の効果を得るか?という事を目指すべきだと思ってて、そのためには一見無駄に見える事も一度やってみて、どこが無駄か?と言う事を考えて贅肉をそぎ落としていくと言うアプローチだってあると思う。と言う事で、私はこの案に賛成票を投じる訳だ。
しかし、何か物事を変えようってするときには、それを阻止しようとする力も当然働くわけで。それに腹が立って仕方なかった。以下の「」はその人の発言。→は俺の思ったこと。

「そんなことを急に言われても困る。」
→前から、こう言う事を検討してますって話してたけど?オマエ聞いてなかったのか?
「そんなやり方をすると、混乱する。」
→やり方を変える場合に多少の混乱はつきものだ。これに対して、混乱するという文句だけを言うんじゃなくて、どこが混乱するのか?どうアプローチすれば良いか?と言う意見が何故出てこない?
「本質の大事な部分が抜けてる」
→いやいやいやいや、その議論は2カ月以上前に終わってますけど?

とまぁ、自分がやりたくないもんだから、無理無茶苦茶文句を言う訳だ。で、その所々で「ふっ」って言う鼻で笑う動作が混じるわけ。これはもうホント馬鹿にしてるのか?と思って、むかついてむかついて仕方なかった*2。ただ、俺自身が主体じゃないから、質疑応答に俺が割り込むこともできず、後輩が対応するのを見てるだけだったんだけど、その後輩はホント人が良いためなかなか反論しきれてない。それに、元々後輩が入社したときにリーダだった人で、入社当時に結構こっぴどくやられてしまって悪いイメージでの刷り込みが発生していて、気持ち的にも萎縮している様に見える。
本来、俺が入るべきではなかったんだが、途中から腹が立ってやりきれなくて割り込んでしまった。
数値的な論拠を口頭ベースで試算して、やるべきだって言うあたりを若干のブラフも込めて話して、まぁ、その場はなんとかやり過ごしたかなぁ。と言う感じ。にしても、会議の途中で思ったのは、その人の話し方の悪さったら無いねって言う感じ。鼻で笑いつつ、吐き捨てるようなしゃべり方をする。もう、俺は腹が立って仕方なくて、以下のことを言いそうになった。

そんな言い方で言った時に受け手がどう思うかって言うのを想像できない馬鹿なのか?
それとも、想像しようとしない馬鹿なのか?
まさか、想像できてるんだけどわざと乱暴な言い方をする救いようのない大馬鹿なのか?
オマエはどの馬鹿なんだ?

とは言え、ここまで言ったらアウトなのは俺。けったくそ悪い。あぁっ!今日も酒がマズい。

*1:とは言え、院卒なので俺より年上

*2:まぁ、元々昔からこう言うしゃべり方をする人だったんだけれども