「先生!俺ももう若くないっすね」

今日の夕方前、知人の女の子から急に連絡が入ってカラオケいかない?という風に言われてカラオケに行ってきた。二人で3時間も歌ったので、さすがに声もかれた(苦笑)
で、その後晩飯を一緒に食ったんだけれどもそのときに自分自身が転勤をするかもしれないという打ち明け話をしてきた。そっか、だから急にカラオケに行こうという話をしてきたんだと理解した。
彼女は仕事で異動して転勤したら、どうなるか?というのがものすごく不安だったんだろう。でも、誰にも打ち明けられずにどうしたらいいのか悩んで悩んで仕方なかったんだろう。ずっと自分の中でため込んだものがあふれてきてしまってた。
正直、かわいらしい年下の女の子が自分を頼ってきてくれて、信じていろいろと打ち明けてくれて、悩んで、涙を流すとかそういうのを見るとぐっと込み上げるものはあった。自分だってこの娘を憎からず思うところはなかったとは言えない。だけれども、別に彼氏でもなんでもない俺が何をできるというのだろう。そして、彼女の若さを考えたとき、この転勤は彼女にとってプラスだろうと思えるものだった。だから、俺は転勤に乗っかることを考えてみることを勧めた。・・・・うん。言い訳かな。
その後、夜に彼女からメールが入った。そこには「ある意味、整理がつきました。」という一言が。彼女は今日、俺に相談することで何かを期待していたのかもしれない。期待していなかったのかもしれない。それは俺の思い上がりかもしれないし、勘違いかもしれない。だけれども、このメールを見て、俺は少しだけ落ち込んで、そしてこれからの彼女の行く末の幸せを祈りつつ、言葉を飲み込んで「おやすみ」とメールを返しておいた。

・・・・という妄想。