「先生!月曜朝イチから、もっと別に取り上げることはあるだろうに」

こんな記事を見つけました。

【中国】婚前性交渉:「結婚考えているならば」37%強に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000000-scn-int

この記事を読んで、なんでこの写真なわけ?と率直に疑問に感じた。全然このアンケートと関係無い写真だもん。日本の大手ポータルサイトにデカデカと掲載されちゃってますよ。肖像権の問題提起してもらってもいいですよ。>被写体の女性

写真は、中国大手ポータルサイトであり、メディア企業として成長しているTOM集団が、その女性チャンネルのイベントの一つとして開催した「女性の恋愛100%パーティ」で踊りを披露する女性。

「女性の恋愛100%パーティ」ってどんなんだろう?・・・意味不明っ振りがすがすがしい(苦笑)
って思ったら、Yahoo!の写真はサーチナから引っ張ってこられた写真のようで・・・

婚前性交渉:「結婚考えているならば」37%強に
http://news.searchina.ne.jp/2005/0425/research_0425_001.shtml

原文の方には、Yahoo!では省略されているリンクも有り、そちらから漁ってみると以下のようなサイトが。

中国白書2005-2006 サーチナ総合研究所
http://marketing.searchina.net/publication/

へぇー。この本48,300円もするのね?高いわー。
ちなみに、この本のうたい文句として以下のモノがある。

中国消費者の衣・食・住・遊・職・金・美・愛etc.を完全網羅!
対日感情や消費動向、日中芸能人の知名度・好感度まで

って、ここ数カ月での中国における対日感情の悪化って言うのは目を見張るものがあると思うんですが、どうでしょう?まぁ、何にせよ情報というのは急速に陳腐化するものなので、本にまとめるということ自体が即時性を損ない、情報の価値をおとしめる結果になるのは仕方ないでしょうね・・・。
逆に、歴史的価値から言うと「本にする」ということはある時点の中国の姿をとどめるにあたって有効なのだろうけど。