「先生!定番とはえてして・・・」

最近よく聴くキーワード、ベタ。上方のお笑い界において、定番、使い古した、平凡など言うどちらかというと否定的な意味で利用され、安田大サーカスのベタなおちで使われる言葉だ。ジャポニカロゴスによれば語源は左官業の壁のベタ塗りからきており、特に技術を必要としないぬり方から転じて前述のような意味になったそうだ。
で、最近このキーワードを一気に広めてきているのは確かに安田大サーカスのところにもよるが、くりぃむしちゅーのたりらりラ〜ンと言う番組で行われている「ベタの世界」と言うコーナーも一役をかっているのではないか?と思っている。
っつか、このベタの世界ってコーナー、かなり好きです。ベタって言うとどうしても否定的になっちゃうんだけど、このベタって言うのはある意味安心できる展開だったりするわけです。こうなってほしいなぁ。と思っていてそうなる。それは謎を与え、それを解くことによってカタルシスを与えるミステリーとは違う意味の別のカタルシスを私たちに与えてくれる気がする。
ところで、このベタの世界で頻出する俳優、女優として加勢大周村井美樹さんがベタ男、ベタ子として・・・そのほかに遠藤久美子や前回は三倉茉奈が出ていた。どの俳優、女優さんもいい意味でベタでいいなぁと思う。ところで村井美樹さんは、このベタの世界で初めて知ったんだがどことなく雰囲気が市川由衣とにている気がするのは、私だけだろうか?
ちなみに、このベタの世界をDVD化すると言うリクエストが公式サイトに殺到している。買うまでは行かなくても確かにDVDで持っていたいなぁと思ったり思わなかったりするわけだ。

くりぃむしちゅーのたりらりラ〜ン
http://www.ntv.co.jp/tarirari/

PS.新年明けて以降、ベタの世界において関根勤西尾由佳理アナが回答者と司会の立場を入れ代えているのが気になる。関根さんのベタリンゲス、ベタリンコなどはもう聞けないのか・・・。