「先生!愛媛県民の声を聞いてみたい」

ということで前項目の内容などでちょっとご立腹ゆえ発言が過激になってますが、その辺マイナスして読んでください。で、こんな奴ぁ許せません。

禁煙の病室で知事がたばこ 「気の弱さ」反省、愛媛
愛媛県の加戸守行知事は19日の定例会見で、松山市の県立中央病院で人間ドックを受診した際、全館禁煙なのに控室だった病室でたばこを吸ったことを明らかにし「極めて不適切だった。反省している」と述べた。県民から指摘があり、公表を決めたという。
愛煙家の知事は「全館禁煙の認識はあったが、灰皿があったから…。気の弱さかもしれません」と釈明。「これを機にたばこをやめてはどうか」と突っ込まれ「私に禁煙しろというのは極論すれば死ねということ。人に迷惑を掛けないように吸いたい」と答えた。
会見によると、知事は昨年11月24日朝から人間ドックを受診。午後、医師から診断結果の説明を受けた後、個室の病室で喫煙した。本数は「覚えていない」という。灰皿は病院側が用意していた。

死ななくていいですから、知事をやめてください。って感じですか?
健康増進法において、病院等では受動喫煙を避けるための対策を講じなければならないとの項目がある。で、この項目を遵守する方針としては喫煙室の完全分煙化などいろいろな方式があるのだが、どの病院でも院内全館禁煙とする方針で受動喫煙の対策を講じている。もちろん、この事件の舞台となった病院も同じである。つまり、健康増進法を守るために病院がやっていることが院内全館禁煙をであり、それを破ったその知事は同法を犯した(正確には病院に同法を犯させる状況を作った)ことになると言っていいのではなかろうか?
「禁煙しろということは死ねということ」などという一県の長であるとは思えない発言をしているあたり、私にはもはや公人としての価値を見いだすことができない。公人であれば私人である以上に注目されるのは当然である。まったく法律を犯すことの無い靖国参拝ですら批判される昨今*1。法律を犯したとあっては・・・同情の余地があると言えるのだろうか・・・。
ま、私は愛媛県民ではないのでそんなおっさんがどうなろうと関係ないのではあるが。で、この件どう思われますか?真鍋かをり(愛媛県出身)さん?とトラックバックしてみたい。

*1:それとこれはまったく話が別であり、ここでこの話題を持ち出すことの正当性はまったく無い。だが、他人を自分の論調に同意させるためには、ぱっと聞いたときに「あぁそうかも」と思わせることさえできれば良いのだ。ちなみに私は靖国参拝を支持するわけではない。