「先生!続・パブリックビューと言う選択肢」

負けちゃいましたね。日本、これで俄然決勝リーグが遠のいた感がありますが、いかがでしょうか?とはいえ、日本代表として頑張っている彼らを精一杯応援したいとは思っていますよ。まだね。
さて、以前、パブリックビュー*1と言う選択肢と言う記事を書いたが、今日はパブリックビューを終えての感想。あーーー、このレベルのパブリックビューなら「ナシ」かなってこと。前半はよかったんですよ、前半は。
実際パブリックビューを行ったのは高知市内の某所地下にあるバー(?)だったんだが、プロジェクタでNHK BS1の映像を放送してた。もともとそんなに広くない場所で、広さ的には横4m、縦8mくらいのスペースだった。音量はバカみたいにでかく、JBLの縦1.2m、横50cmくらいのスピーカー二台でガンガン鳴らしていた。
私は図体がでかいので、できるだけ皆の影響にならないように壁際の席を利用していたのだが、これがよくない。そもそもそんなに広くない場所にもかかわらず、人数をガッツリ入れようとしているので、狭い。壁と人の間で狭苦しくてみているのが辛かった。家でなら寝ころがりながらみれるのに・・・とか思った*2
で、画面左側の壁間際で観戦していたのだが、画面右側のスピーカーの真っ正面に位置していたため、右側のスピーカーの音がまともに来る、しかも壁に反響した音も来る、さらに左のスピーカーからの距離も近かったため、おそらく部屋の真ん中にいるより、かなり煩かったと思われる。もう、前半で音のばかでかさにやられて頭がガンガンしていてふらふら状態だった。後半では持っていたガムの包装紙を耳栓がわりにしてなんとか耐えたけど、重低音が全然生きておらず中音域が無駄にでかいあのチューニングのスピーカーは最低だ。JBLが泣くぞ。ちなみに、試合終了まで耳栓をしていたのだが、メンソールのせいで耳が異様にスースーした(苦笑)
画像がいまいち。前半の日本エンド、後半のオーストラリアエンドになる西側のゴール付近はスタンドの影が落ちてきていて、暗くなっていた。本来、プロジェクタにそこまで求めること自体がダメなのかもしれないが、全然見えない。影の中に入ってしまうと真っ黒。肝心のゴール際の球がまったく見えない。また、各プレーヤーの顔がつぶれて誰が誰だかいまいちよく分からない。これも画質の問題で言えば、不合格って感じかな。家のテレビならガッツリ見えた自信がある。
あと、学生っぽさがダメ。どうにもこうにもこのイベントの仕切りが学生っぽい。入り口の看板の安っぽさ、この日のために用意したと思われる手書きのメニューや張り紙。どうも学祭の模擬店の匂いが抜けない。さらには、ハーフタイムでマイクを握った野郎の無駄な、バカな雄叫び。
後半、そいつがずっとマイクを握り続けて、無駄に叫び続ける。NHKの実況と同じようにボールを持った順番に中村、中田、柳沢・・・とか言うんだけど、ゴールに近づくともう絶叫になってしまって実際の実況が聞こえない。盛り上げようと考えているんだろうが、なんか違う。独り善がりだ。応援をあおるために、日本!日本!とか、中村!中村!とか、言うんだけどどうもテンポも音程も狂っていて乗りづらい。さらにはこのタイミングで日本コールかよ?と言うタイミングまでずらしたアオりに頭の中にクエッションマークが浮かびまくった。その最たるものは、後半の中盤ベンチの稲本が映ったシーンがあったのだがそのシーンで「稲本!稲本!」とか言われた。いや、試合は止まってるし、稲本はベンチでぼけーっとみているだけだし、それなのに稲本!とか叫ばれても・・・どうよ?MCは最悪でしたな。
って感じで、どうにもこうにもこのイベントの主催者側も素人っぽさ手さぐり感が否めず、イベントとしての完成度は低かった。そのため、このレベルのパブリックビューなら「ナシ」と言うこととなってしまうのだろうな。本来、もっとスタジアム的な所でもっと大勢で、でも少しスペースに余裕を持って見るべきなんだろう。あとは、プロって大事よねってこと。
次のクロアチア戦、見るのはおそらく自宅か・・・まぁ、行っても友達の家くらいだと考えておりますです。
PS.そういえば、皆が一斉に柳沢の応援をするときに。「デデンデデンデン、やな〜ぎさぁ〜わ♪デデンデデンデン、やな〜ぎさぁ〜わ♪」ってうたっていた。これがsakusakuの相模原の歌「さが〜みはぁ〜ら♪」に聞こえ始めて仕方なかった。さが〜みはぁ〜らっ♪

*1:正式にはパブリックビューイングなのかも?

*2:そもそも、こういうことを考える時点でパブリックビューに行く価値がないのかもしれないが