「先生!声のお届けです」

Excite Bitにて、以下のような記事を見つけた。

携帯電話やメールがこれだけ普及した昨今、改めて手紙やハガキを送るという機会は少なくなったと思う。だが、手書きの文字のあたたかみがある手紙はやっぱりもらうと嬉しいもの。さらに一歩進んで、声で手紙を送れたら……。
そんなことが気軽にできてしまうのが、「しゃべレター・紙レコ」。なんと、声が送れるハガキなのだ。
こんなハガキサイズの紙に録音ができるの?! と驚くほどシンプルな形で、操作もいたって簡単。ボタンを押すだけで、20秒のメッセージが録音できるのだ。再生もボタンひとつで、約50回〜100回可能。また、ハガキ自体にメッセージを書くこともできるし、インクジェット対応紙なのでデジカメの写真をプリントすることもできる。

そう、手紙に声を込めて送ることができるのだ。でも、そんなの電話と何が違うの?ケータイのムービーメールなんかと何が違うの?と言われそうだが、その違いは、やはり"味"ではないだろうか。別にこの紙がいちご味だとかそういうわけではなく、ケータイというどうしてもデジタルなものではなく*1、紙に手書きのメッセージを込め、そして声を伝える。おそらくその声もめっちゃクリアな訳ではなくて、その昔のソノシートのようなボツボツという雑音も入っていることだろう*2。さらにその声は永遠に再生できるわけではなく、50〜100回で消えてしまうという儚さ・・・。儚いねぇ・・・。
その昔、遠距離恋愛をしていたころ*3には、幾度と無く手書きの手紙をやりとりしていた。懐かしいことだ。手書きの文章はその人の癖や、書くのをここでためらったな。という味が文字以外の所からも読み取れて、メールとは違った趣があったのを思い出す。この声の手紙だって・・・言葉に詰まりながらでも、精一杯の気持ちを伝える。そんなふうに使えたら、凄く良いと思う。
これから、クリスマス、正月とイベントが続く。この機会に何かに使えると素敵だろうな・・・。
まぁ、私には贈る相手はいないのだが・・・って、結局オチはココかよ。
PS.某先輩Hさんへ。
短い曲でもいいのでSaxの演奏をカードに仕込んで贈るって言うのは小洒落ててイイ気がします。バースデーにHappy birthday to you!のサビを仕込むとか。こういうとき、楽器ができたならナァ・・・と思います。・・・・・・・もしもピアノが弾けたなら〜♪思いのすべてを歌にして〜♪・・・だけどぼくにはピアノがない。きみに聴かせる腕もない〜♪残念。orz

。。。最後に夢のない話。これ、ボタンひとつで再生できるようになってるってことは、手紙にして送って、届くまでの間に鳴りまくって、届いたときには音がしなくなってました。なんて言うと、悲しくて仕方ない。(苦笑)

*1:この紙だって音声保存にはデジタルなのだろうが

*2:これは、俺の願望であり、本当かどうかはわからない。むしろ、入っていないのが正しいと思われる。

*3:もう7年も昔のことか・・・