「先生!微妙ですね。」

巷で噂のPLC。電力線通信なのだが、その実態がレポートされていたので、メモ。

【速報】話題の電力線通信アダプターの実力を検証!
結論から言ってしまうと、PLCアダプターは驚くほどノイズの影響を受けやすい。具体的には、ノイズフィルターや雷サージ機能の付いた電源タップや携帯電話の充電器など、家庭でごく一般的に使う機器は、PLCの利用を考慮して接続する必要がある。まず、電源タップを経由させてPLCアダプターをつなぐのはご法度。1台だけ経由させただけで、実効速度は約10Mbpsも下がった。2台とも電源タップにつないだところ、通信回線そのものさえ確立できなかった。「PLCアダプターは、コンセント直結で使う」。これが鉄則である。
いくつか試したところ、最も気を配るべきノイズ源は、携帯電話の充電器やパソコンの電源などに代表されるACアダプターだった。ACアダプターはスイッチング電源とも呼ばれ、スイッチング素子によって内部で電力を変換している。これが巨大なノイズ源となって電力線に流れ込み、PLCでの通信に悪影響を及ぼす。実験では、PLCアダプターと同じコンセントの空いた口に携帯電話の充電器を挿しただけで、大幅に速度が落ち込んだ。最も悪い結果だったのは、PLCアダプターと同じコンセントに両方の部屋で充電器を挿した場合。実効速度は11.9Mbps、3分の1近くまで落ちたことになる。充電器を別の部屋にあるコンセントに挿してみたが、やはり速度がPLC本来の実力の半分近くまで下がった。電力線のどこかに充電器がつながっているだけで、実効速度に影響が出てしまうということらしい。

って言うか、ACアダプタによって通信が大幅に落ち込むなんてありえないんですけど。。。ウチにはACアダプタを数えると普通に30個くらいありそうなんですけど。っていうか、そもそもですね、使うノートPC自体がACアダプタなんですけど。チョットどういうこと?
ってことで、やっぱりPLCはしばらく傍観だねぇ。。。