「先生!やっと発表が終わりました」

ってコトで、社内の論文発表会が終わりました。まぁ、ざっとこんなもんでしょう?ってコトで、私が応募した部門では、最優秀賞を頂くことができました。
っつか、みんな発表の場だというのにサービス精神足りなさ過ぎ。普通に淡々とパワーポイントを読んで発表していくだけ。発表の中身に山もなければ抑揚も無い。こんなおざなりな発表でいいの?なんて思ってました。つか、このレベルの発表を淡々と聞かされても、みんな飽きるでしょ?って言うか、俺は飽きた。って感じになってました。
そんな中、私の発表の順番が来たのですが、私の発表はオーバーアクションで身振り手振りをふんだんに盛り込んだプレゼンを実施。これまでの発表とは大きく質が異なる発表となってしまっていたので、開始直後は会場ドン引きでしたけど・・・(笑)でも途中からは、今まで死んでいた審査員の目の色が、ちょっと笑ったりしながら変わってくるのが見えて、楽しかった。やり終えた時は「どーだ、まいったか?」って感じの発表であった。
あまりにも勢いがありすぎたのか、発表終了後の質疑応答で当初、誰も発言できない雰囲気にしてしまったのはちょっと失敗かな?でも、某事業部長に一旦口火を切って貰えたら、どんどん質問が出てきだしたので、まぁ、問題ないでしょう。
あと質問も「その質問、待ってました」って感じの質問ばかりを頂いたので、立て板に水って感じで回答できました。でもまぁ、その辺は計画通りな訳で。何故か?って言うと発表時間が約8分と短かったため、どうしてもボリューム的に押し込められない内容がありました。それを無理に押し込むのではなくて、わざとガッツリその辺の話を省略してしまう。そうすれば、その内容って何?って確実に食いついてくるんですよね。まさに「罠に掛かった」って感じでしたけど・・・まぁ、それもプレゼン技術の一つだというコトで(笑)
ただまぁ、後から先輩にメールで突っ込みを貰いました。実は発表した提案には裏の利権関係とかその辺で表面から見えない課題って言うのが存在するわけです。さすがに先輩はその辺にちゃーんと気づいて突っ込まれてしまったんですが、その辺はまぁ、プレゼン中に役員・審査員に気づかせなかったから勝利でしょう(笑)
実はその内容について突っ込まれた場合も、回答案は用意してあって「そこに気づくとはさすがですねぇ・・・、そうなんです。そういう問題があるのですが、今後の課題として検討していこうと思っていた所です。今後の継続して検討していく予定ですので、もしよろしければそこに気づかれた○○さんの知恵を是非お借りしたいと思います。ご協力ねがえますか?」なんて、相手を持ち上げて封殺する言葉を用意していたんですけどね。ま、来なかったので良し(笑)
ちなみに審査員から頂いた言葉に「どこかのベンチャー企業の社長がプレゼンしているのかと思ったよ」なんて素直に喜んで良いのかどうか良く分からない評価を貰いました。なんかベンチャー企業の社長ってうさん臭くない?(苦笑)
あと、私の発表が終わった後は又しても淡々とした発表モードに戻ったんですが、私の後の人がやり辛そうで、やり辛そうで・・・いささかかわいそうになりました。ごめんね(苦笑)